バイクヘルメットはライダーの安全を守るために欠かせないアイテムです。
しかし、どこで購入すればよいのか迷ってしまうことも多いでしょう。
本記事では、実店舗とオンラインショップのメリット・デメリットを比較し、おすすめの購入方法を紹介します。

最初のヘルメットは店頭で買うのがおすすめ!
バイクヘルメットの購入方法を比較する
店舗とネットと両方でヘルメットを購入した事があります。
店舗はバイク用品専門店で購入しました。
人気の商品はサイズがすぐになくなるので、お目当てのヘルメットがあれば発売後すぐに買うのがおすすめです!
ネットで購入したのはお手頃価格のヘルメットとサイズ感を知ってるメーカーのヘルメット。
バイクと色や雰囲気を合わせて購入する方も多いので、ネットの方がメーカー問わずたくさんの中から選べるのが良かったですね♪
実店舗での購入(メリット・デメリット)
メリット
- 試着ができる:自分の頭にぴったり合うサイズを選べる。特にフィット感が重要なヘルメットでは、試着ができることでより安心して購入できる。
- スタッフのアドバイスが受けられる:適切なヘルメット選びのサポートが受けられる。経験豊富なスタッフが頭の形に合ったモデルを提案してくれるため、初心者でも安心して選べる。
- その場で持ち帰れる:購入後すぐに使用できる。急ぎで必要な場合や、すぐにツーリングに行きたいときには便利。
- 実際に手に取って品質を確認できる:オンラインでは分かりにくい素材感や重さを確認できるため、長時間の使用を考えた際の快適性をより実感できる。
- フィッティングサービスが受けられる:一部の専門店では、ヘルメットの内装を調整してフィット感を最適化してくれるサービスがある。
店舗での購入はサイズをぴったりに合わせてくれるサービスなどを受ける事もできるので
一度は店頭で購入することをおすすめしたいです!
デメリット
- 価格が高めな場合がある:オンラインと比べて割引が少ないことがある。特にセールを利用できるオンラインショップと比較すると、価格面でのメリットは少ない。
- 店舗によって品揃えが異なる:欲しいモデルが在庫切れの場合もあるため、事前に問い合わせをして在庫状況を確認する必要がある。
- 営業時間や立地に制約がある:近くに店舗がない場合、移動時間や営業時間に合わせる必要があり、すぐに購入できない場合がある。
- 混雑時はじっくり選びにくい:人気店では混雑することがあり、落ち着いて試着や比較をする時間が十分に取れない場合がある。
- 返品・交換が難しい場合がある:オンラインショップのように簡単に返品・交換ができない場合があり、慎重な選択が求められる。
2つ目以降にヘルメットの購入であればオンラインでもOKだと思います。
オンラインの方が種類が多く安く買える事も多いですからね。
オンラインショップでの購入(メリット・デメリット)
メリット
- 価格が安いことが多い:割引やセールを活用できる。
- 豊富な品揃えとサイズ展開:国内外のメーカーから選択可能。
- 口コミやレビューを参考にできる:他の購入者の意見を確認できる。
デメリット
- 試着ができない:サイズが合わないリスクがある。
- 返品・交換の手続きが必要になることも:サイズ違いやイメージ違いで交換する手間が発生する。
おすすめのバイクヘルメット購入店舗(実店舗編)
- 上野パーツセンター(UPC RIDE ON)(アライ正規販売店):高品質なヘルメットを取り揃え。
- ラビー(ヘルメットセンター)(SHOEI・Arai豊富):豊富な品揃えで初心者にもおすすめ。
- SHOEI Gallery TOKYO(SHOEI公式ショールーム):最新モデルを試着・購入できる。
- ライコランド TOKYO BAY 東雲(大型バイク用品店):ヘルメット以外のバイク用品も充実。
おすすめのバイクヘルメット通販サイト(オンラインショップ編)
ヘルメットを購入する際のチェックポイント


このヘルメットは私のものでもう5年になるので、ぼちぼち変え時ですね~
サイズ・フィット感の確認方法
- 頭のサイズを測る:メジャーで正確に測定。頭囲の測定には柔軟なメジャーを使用し、眉毛の上から耳の上を通る位置で測ると正確なサイズが分かる。また、測定する際には普段のライディング姿勢を意識するとより適切なサイズ選びができる。
- メーカーごとのサイズ表を確認:ブランドによって異なるサイズ感をチェック。特に海外ブランドのヘルメットは日本人の頭型に合わないことがあるため、サイズ表を確認するだけでなく、レビューを参考にするのも有効。
- 試着できるなら被って調整:実店舗なら可能。試着時には以下のポイントをチェックすると良い。
- 額部分に指一本分の余裕があるか。
- 頭を振ったときにズレがないか。
- チークパッドがしっかりフィットしているか。
- 長時間使用を想定し、圧迫感が強すぎないか。
- インナーパッドの調整を活用する:多くのヘルメットは、インナーパッドを交換することでフィット感を調整可能。厚みを変えることで、より快適な着用感が得られる。
- ベルトの締め具合を確認する:顎紐がしっかりと固定できるかを試し、緩すぎず締め付けすぎないか確認することが重要。
安全規格(SG、JIS、SNELLなど)をチェック
バイクヘルメットを選ぶ際には、安全規格を確認することが非常に重要です。安全基準を満たしていないヘルメットは、万が一の事故の際に十分な保護を提供できない可能性があります。以下の代表的な安全規格について詳しく解説します。

- SGマーク(Safety Goods):日本国内向けの安全基準。SGマークが付いたヘルメットは、日本の消費生活用製品安全法に基づいて製造され、一定の耐衝撃性能や耐貫通性能を満たしていることが保証されています。比較的手頃な価格帯のヘルメットにも広く採用されています。

- JIS規格(Japanese Industrial Standards):JISマークは、産業標準化法第30条第1項などに基づき、国に登録された機関(登録認証機関)から認証を受けた事業者(認証事業者)だけが、認証を受けた鉱工業品等に対して表示することができます。JISマークは、取引の単純化、品質の向上ほか、鉱工業品等の互換性、安全・安心の確保及び公共調達等に大きく寄与しております。

- SNELL規格(Snell Memorial Foundation):厳しい国際安全基準。SNELL規格は、アメリカの非営利団体であるスネル記念財団が定めた規格で、一般的なJIS規格やSGマークよりも厳格なテストを実施しています。特にモータースポーツ用ヘルメットでは、この規格が採用されることが多く、耐衝撃性や耐久性に優れています。

- ECE規格(Economic Commission for Europe):ヨーロッパの安全規格で、世界的に認知されている基準の一つです。ECE 22.05や最新のECE 22.06は、耐衝撃性・視界の確保・固定システムの安全性など、多岐にわたる試験をクリアしたヘルメットに適用されます。ヨーロッパ製のヘルメットを購入する際には、この規格をチェックすると良いでしょう。

- DOT規格(Department of Transportation):アメリカの交通省が定めた基準。DOT規格のヘルメットは、主に北米市場向けに製造されています。JIS規格やECE規格と異なり、自己申告制の基準であるため、購入時には信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
これらの規格を理解し、自分の用途に合った安全性の高いヘルメットを選びましょう。特に高速道路を頻繁に利用するライダーや、サーキット走行をする方は、より厳しい基準を満たしたヘルメットを選ぶことが推奨されます。
長く使えるモデルを選ぶためのポイント
- 内装が洗えるモデルを選ぶ:長期間快適に使用するためには、内装の洗濯が可能なモデルを選ぶのが理想的です。汗や汚れが蓄積すると不快な臭いの原因になるだけでなく、清潔さを保つために定期的なメンテナンスが必要になります。取り外し可能な内装材を備えたモデルを選ぶことで、洗濯や交換が容易になります。
- バイザーやシールドの交換ができるか確認:ヘルメットのシールドやバイザーは、紫外線や飛び石、雨などの影響を受けて劣化することがあります。そのため、簡単に交換できるかどうかを確認することが重要です。また、曇り止め加工がされているものや、夜間でも視界を確保しやすいクリアシールドのオプションがあるかもチェックしておくと良いでしょう。
- 用途に合ったデザイン・機能性を考慮:ヘルメットは用途によって求められる機能が異なります。ツーリング向けであれば、風切り音を抑えるエアロダイナミクス設計や通気性の高いモデルが適しています。一方で、オフロード用のヘルメットではバイザーの有無や軽量設計などが重要になります。また、Bluetooth通信機能が備わっているモデルもあり、ナビゲーションや通話がしやすくなるため、利便性を求める方にはおすすめです。
- 衝撃吸収性と耐久性の確認:ヘルメットは長期間の使用を考慮して、耐久性のある素材で作られているかを確認することも重要です。多層構造のシェルや高密度のEPS(発泡スチロール)ライナーを使用したモデルは、衝撃を効果的に吸収し、ライダーの頭部を保護します。
- 軽量なモデルを選ぶ:特に長時間のライディングをする場合、ヘルメットの重量は重要な要素になります。重すぎると首や肩への負担が増し、疲労につながるため、可能な限り軽量な素材を使用したモデルを選ぶことをおすすめします。カーボンファイバーや軽量ポリカーボネートを採用したモデルが人気です。
- フィット感を重視する:長く使うためには、自分の頭の形に合ったヘルメットを選ぶことが大切です。各メーカーのヘルメットは、アジア向けやヨーロッパ向けなど異なる頭の形に合わせたデザインになっているため、試着をして確認するのがベストです。フィット感が悪いと、長時間のライディングで頭痛や不快感の原因になることもあります。

これらのポイントを考慮して、自分に最適なヘルメットを選ぶことで、安全かつ快適なバイクライフを楽しむことができます。
バイクヘルメットの選び方:初心者向けガイド

私はヘルメットとバイクに初心者マーク付けてバイクに乗っていました。
小さい初心者マークのシールって100均に売ってなかったんですよね~今はあるのかな。
ヘルメットの種類と特徴
- フルフェイスヘルメット(安全性が高く、頭部全体を覆うタイプ。高速道路や長距離ツーリングに最適で、風の影響を受けにくく、事故時の保護性能が最も高い)。
- ジェットヘルメット(開放感があり、視界が広い。街乗りや短距離移動に適しているが、顎部分の保護がないため、安全面ではフルフェイスに劣る)。
- オフロードヘルメット(険しい道や未舗装路向けに設計され、バイザーや通気性が高いのが特徴。モトクロスやアドベンチャーライドに適しているが、防風性が低いため長距離高速走行には向かない)。
- システムヘルメット(フルフェイスとジェットの両方の特徴を持ち、フルフェイスの安全性とジェットの利便性を兼ね備える。開閉可能な顎部分があるため、使い勝手が良い)。
- ハーフヘルメット(頭頂部のみを保護するタイプで、開放感があるが安全性は最も低い。一般的にスクーターや低速走行向け)。
初心者が選ぶ際の注意点
- 目的に合ったタイプを選ぶ(用途に応じて適したヘルメットを選ぶことで、快適性と安全性を両立できる)。
- 安全規格を確認する(SG、JIS、SNELLなどの認証をチェックし、基準を満たしているか確認)。
- サイズ選びを慎重に行う(適切なサイズを選ぶことで、フィット感を向上させ、長時間のライドでも疲れにくくなる)。
- 通気性と快適性も考慮する(長時間の使用や夏場のライドでは、通気性の良いモデルが快適)。
- バイザーやシールドの有無を確認(日差しや風の影響を軽減するシールド付きモデルを選ぶことで、視界が良好に保てる)。
バイクヘルメットのメンテナンス方法と寿命

ヘルメットの正しいお手入れ方法
ヘルメットを長く清潔に保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。適切なお手入れを行うことで、快適な使用感を維持し、寿命を延ばすことができます。
- 内装を定期的に洗浄:ヘルメットの内装は汗や皮脂の影響を受けやすいため、定期的に洗うことが重要です。取り外し可能なインナーを備えたモデルであれば、専用の中性洗剤で手洗いし、陰干しするのが理想的です。洗えない場合は、消臭スプレーや除菌シートを活用しましょう。
- 外装は柔らかい布で拭く:ヘルメットのシェル部分には汚れが付着しやすいため、柔らかい布で拭き取ります。頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を薄めた水で拭き、その後乾いた布で水分をしっかり取り除きます。
- シールドやバイザーのクリーニング:シールドは視界を確保するための重要な部分です。細かな傷や汚れが付着すると視界が悪くなるため、定期的に清掃しましょう。シールド専用のクリーナーを使うと、コーティングを傷つけずにきれいにできます。
劣化のサインと交換時期の目安
ヘルメットの性能を維持するためには、劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで交換することが重要です。
- クッションのへたり:長期間使用していると、ヘルメット内部のクッションが劣化し、フィット感が損なわれます。クッションの弾力がなくなったら交換を検討しましょう。
- シールドの傷やくもり:シールドに細かい傷やくもりが生じると、視界が悪化し、安全性に影響を与えます。傷が多くなった場合は、新しいシールドに交換することをおすすめします。
- 一般的な寿命は3〜5年:ヘルメットの素材は時間とともに劣化し、衝撃吸収性能が低下します。メーカーの推奨する交換時期(通常3〜5年)を目安に、新しいヘルメットの購入を検討しましょう。
- 落下や強い衝撃を受けた場合は即交換:ヘルメットが落下したり、強い衝撃を受けたりした場合は、外見に異常がなくても内部構造が損傷している可能性があります。安全のため、新しいものに交換するのがベストです。
長持ちさせるための保管方法
正しい保管方法を実践することで、ヘルメットの寿命を延ばし、常に良い状態を維持できます。
- 直射日光を避ける:紫外線はヘルメットの素材を劣化させる原因となります。長時間日光にさらされないよう、日陰や室内で保管しましょう。
- 湿気の少ない場所に保管:湿気が多い場所に置くと、内装にカビが発生する可能性があります。通気性の良い場所で保管し、除湿剤を活用するのも良い方法です。
- 専用の袋やケースに入れる:ほこりや傷を防ぐために、ヘルメット専用の収納袋やケースを使用すると、きれいな状態を保ちやすくなります。また、収納する際には他の重いものの下に置かないよう注意しましょう。
- 頻繁に使用しない場合は定期的にチェック:長期間使用しないと、内部のパッドが劣化したり、異臭が発生することがあります。定期的に状態を確認し、メンテナンスを怠らないことが大切です。
適切なお手入れと保管を心がけることで、ヘルメットの寿命を最大限に延ばし、常に快適な使用環境を維持することができます。
購入時に考慮すべきポイント
- 近くに店舗があれば試着して購入:ヘルメットは頭の形やサイズによってフィット感が大きく変わります。実店舗で試着すれば、自分に最適なサイズを選べるだけでなく、専門スタッフのアドバイスも受けられます。
- オンラインなら返品・交換ポリシーを確認:価格の安さや品揃えの豊富さが魅力のオンラインショップですが、試着ができないため、返品・交換が可能なショップを選ぶのが賢明です。レビューやサイズガイドも参考にしましょう。
- 安全性と快適性を最優先に選ぶ:価格だけで選ぶのではなく、SG、JIS、SNELL、ECEなどの安全規格を満たしているか確認し、長時間の着用でも快適に過ごせるモデルを選ぶことが大切です。
長く快適に使用するために
- 定期的にメンテナンスを行う:内装の洗浄やシールドのクリーニングを行い、清潔に保つことで快適に使用できます。
- 適切な保管をする:直射日光を避け、湿気の少ない場所に保管することで、ヘルメットの劣化を防ぐことができます。
- 使用年数を意識し、交換時期を守る:ヘルメットの寿命は一般的に3〜5年とされています。劣化が見られたら早めに買い替えを検討しましょう。
ヘルメットの有効期限について
ご使用開始から3年を目途に交換をお勧めしております。
また次のポイントをチェックして、1つでも当てはまるようならその時点での交換をお勧めします。
- 転倒してヘルメット(頭)を打っている場合
- 使用頻度が激しく、あごひもや内装にほつれや擦り切れが見られるとき
- 内装のウレタンがへたり、ヘルメットがゆるく感じるようになったとき。
ヘルメットを被って頭を軽く左右に振り、ずれるようなら交換時期といえます。- 発泡スチロールの内側の表面がボコボコとふくれあがり、黒く塗装されている表面に白く亀裂が入っている場合
SHOEIサイトより引用
まとめ:自分に合った購入方法を選ぼう!
バイクヘルメットは、ライダーの命を守る大切なアイテムです。
適切な購入方法を選ぶことで、安全性や快適性を最大限に高めることができます。購入方法には実店舗とオンラインショップの選択肢があり、それぞれのメリットとデメリットを考慮することが重要です。
店頭の場合はスタッフさんに相談しながら購入できてGOOD。
モーターサイクルショーなどに行って、色々なメーカーのヘルメットを見てみるのも楽しいです。
バイクヘルメットは、安全性を確保するために欠かせないアイテムです。
自分の使用環境やライディングスタイルに合ったヘルメットを選び、適切なケアを行いながら、安全で快適なバイクライフを送りましょう!