どうも。@Tonyです。
高額なヘルメット
買い換えるにもお財布には優しくありません。
どういう風に選べばいいのでしょう?
落下や寿命は?
色んな噂が世に出回ってますが何が正しいのか?
ヘルメット選び
一口にヘルメットと言っても色んな種類があります。
用途によって使い分けるのがおすすめですが、それなりのお値段なのでしっかり考えてから購入しましょう^^
ヘルメットの種類をみていきましょう。
フルフェイス
顔全体が覆われていて安全性がもっとも高いヘルメットです。
防風性能はもちろん、飛び石が当たった時も安全
転倒時にもしっかり守ってくれます。
また、レースで使用した機能をフィードバックしたヘルメットもあります。
■デメリット
・夏はとにかく暑い!(笑)
・開放感がない
・高額
・商品によって、風切り音が気になる
・それなりに重量があるので重い
ジェットヘルメット
また、シールドも付いているので飛び石が当たった時も安全
脱着がしやすく、視界も広いのか特徴
アゴの部分がないので重量も軽くなっているので疲労の軽減にもなります。
■デメリット
・安全性能がフルフェイスに劣る
・風の巻き込みが多い
・高速走行に適さない
・コンタクトレンズの使用に向かない
オフロードヘルメット
ダートなどの未舗装路を走るのに適したヘルメットです。
バイザーは前を走るバイクのドロを避けたり日差しも遮ります。
また、口の部分が飛び出していますが、これは呼吸が荒くなっても楽に呼吸が出来るような仕組みになっています。
■デメリット
・バイザーが付いているため、高速走行では風の影響を受けやすい
※アゴを上げると首を持っていかれますw
・別途、ゴーグルが必要
※シールド付きもあります。
システムヘルメット
別名、フリップアップとも呼ばれるヘルメット
ジェットヘルメットのシールドの用に前面が開閉するのが大きな特徴
比較的新しい部類のヘルメットになります。
ヘルメットを脱がなくてもドリンクなど飲めたりと便利
フルフェイスと同様、顔全体が覆われているので安全です。
■デメリット
・フルフェイスより高額
※同じメーカーの場合
・フルフェイスより重い
・フルフェイスより大きくなる
半帽ヘルメット
半ヘルや半キャップなどと呼ばれ、特に原付きなどで多く使用されています。
見た目の通り安全性はイマイチ
開放感があり安いのでお手頃で、数千円で購入出来るものもあります。
ハーレーなどのアメリカン、125cc以下のスクーターに似合います。
■デメリット
・安全性に不安
・日焼けをする
・高速走行に不向き
・飛び石が顔に当たる
■余談
よく大型バイクで半帽ヘルメットは違反と勘違いをされている方がいます。
しかし、違反ではありません。
規格などでの違反と言うケースは稀にあるかもしれませんがw
この辺はまた別記事で詳しく書きたいと思います。
安全規格
SGマーク
SGマーク(エスジーマーク、Safety Goodsの略)は、消費生活用製品の安全性を認証する任意の制度である。対象となる消費生活用製品は、乳幼児用製品、福祉用具、家具、家庭用品、厨房用品、スポーツ用品、レジャー用品など100品目を超える。[1]。対象製品ごとに基準(SG基準)が定められており、基準に適合していると認証された製品に対してはSGマークが表示されている
引用元:ja.wikipedia.org
JIS規格
日本産業規格(にほんさんぎょうきかく、英語: Japanese Industrial Standards[1])は、産業標準化法に基づき、認定標準作成機関の申し出又は日本産業標準調査会(JISC)の答申を受けて、主務大臣が制定する規格であり、日本の国家標準の一つである。JIS(ジス)またはJIS規格(ジスきかく)[2]と通称されている。
引用元:ja.wikipedia.org
MFJ規格
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(にほんモーターサイクルスポーツきょうかい、英: Motorcycle Federation of Japan、略称: MFJ)は、日本のモーターサイクルスポーツにを統括する国内競技連盟である。約4万人の競技ライセンス所持者が、全国年間約800の公認・承認競技会に参加している。
引用元:ja.wikipedia.org
この他にもSNELL規格やArai規格などがあります。
様々なケースがあると思いますが、これらの規格の通っていないヘルメットの購入は控えましょう!
また、SGマークが表示された製品に起因する損害がおきた場合、最大1億円の保険金が支払われます。
国産ヘルメットにはほぼSGマークが付いているので安心ですが、海外製の輸入ヘルメットにはSGマークが付いていない可能性があるので注意しましょう。
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転倒と落下と寿命
転倒時
転倒時には新しいヘルメットの購入を検討しましょう!
アライヘルメットでは
’’ヘルメットは衝撃を受けると、その一部が壊れることで衝撃を吸収して頭を守るように作られています。したがって、かぶった状態で衝撃を受けたヘルメットは、例え表面に大きなキズ等が見られなくても衝撃吸収のプロセスによって内部構造が破壊されています。一度でも大きな衝撃を受けたヘルメットは継続して使用せず、弊社品質管理課まで事故の状況説明と共にヘルメットをお送り頂き、再使用可能かどうか検査を依頼されるか、新しいヘルメットをご購入ください。
とあります。
これは、ヘルメットは1度だけ衝撃から守るように作られているのです。
衝撃を吸収するのに発泡スチロールを使っているのですが、
1度衝撃が加わると元にもどりません。
ヘルメットをかぶって衝撃を受けると中と外からの衝撃で発泡スチロールが潰れるんでしょうねw
落下時
アライヘルメットでは
’’オートバイのシートから、または、手に持っていた程度の高さから、不注意で落としたくらいでは、たとえ地面がコンクリートであっても大丈夫です。外観の塗装がはがれる程度なら、安全性能に問題はありません。ただし、走行中に転倒して衝撃を受けたり、故意に地面に叩き付けるなどしてシェルに傷を負うような衝撃を与えた場合には、使用しないでください。
とあります。
寿命
一般的にヘルメットの寿命は購入後3年と言われています。
アライヘルメットでは
’’SGマーク(製品安全協会の被害者救済制度)の有効期限(ヘルメット着用開始から3年)を目安に、お買い替えをお勧めしています。
とあります。
引用元:www.arai.co.jp
海外では?
コチラもアライヘルメットEUサイトからの引用です。
’’Araiヘルメットは、可能な限り最高の基準で手作りされており、長年にわたって外側のシェルは新品と同じように見えますが、時間とともに衝撃を吸収する能力を失うのはEPSポリスチレンライナーです。Araiは、最大の保護レベルを維持するために、製造日から7年後および購入日から5年後にヘルメットを交換することをお勧めします。EPSライナーは、ヘルメットの衝撃吸収材であり、シェルへの衝撃力を吸収します。これは、発泡スチロールのセル(EPS =発泡スチロール)によって行われ、衝撃を吸収するために空気が充填されます。時間が経つにつれて、これらのライナーは使用されていないときでも、7年後に徐々にエアポケットを失い、ライナーの衝撃吸収能力が新井の安全基準を下回ります。
また
’’限定保証は、製造日から7年間、購入日から5年間有効です。
とあります。
※どちらもChromeの翻訳によるものなので一部日本語がおかしい場合があります。
日本では3年、海外では5~7年と違いがあります。
また、アメリカでは8年と小耳に挟んだことがあります。
製品自体は7年は持つと言うことなのでしょう。
しかし、日本ではSGマークの規格上3年と定められているように思えます。
海外では日本より長寿命が明記されているので3年以上の使用も可能なのかも知れません。
ですが、3年以上使用する場合は自己責任でお願いします。
高額なヘルメットなのでポンポンと買い替えは出来ないかと思いますが、安全の為には早めに買い換えする方が良さそうですね^^
まとめ
・ヘルメットは大きく分けて5種類ある
・様々な規格がある
・転倒時は買い替えを推奨
・落下時は場合により問題なし
・日本と海外では寿命が違う
ヘルメットは頭を守る重要な装備
安いからといって規格がないヘルメットを購入するのはおすすめしません。
車種や季節でニーズは変わると思いますが、
お気に入りのヘルメットを見つけて下さい^^