どうも、@Tonyです。
OBD2義務化・・・
聞き慣れない言葉ですよね。
一体、何なんでしょうか?
OBD2とは
OBDとは「オンボードダイアグノーシス」の略称で、
日本語で表記すると車載式故障診断装置です。
排ガス対策で世界的に導入が進んでいて、ECUと繋げることで
記録されたエラーコードから、故障原因を探したりします。
よく、ディーラーでコンピューターにつなげて確認しますよね?
そう、それです。
そして、OBD2は車載式故障診断装置の国際規格
今までは各社バラバラのコネクタだったモノが共通化されたんですね。
で、それを搭載したのが「新型グロム」なんです。
OBD2義務化
この、OBD2はクルマではすでに当たり前なんですね。
それがバイクにも広がってきている。
と、言うことになります。
そして、近い将来には義務化されます。
新型車は2020年12月から
継続生産車では2022年11月からOBD2義務化になるんです。
※原チャは当面の義務化はないみたい
原付二種は2024年12月から
継続生産車は2027年11月となっているので
新型車以外は1年ほど猶予があるようです。
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価格は上がるのか?
先程、新型グロムにOBD2が搭載されている。と書きました。
グロムで見てみると、初期に出た当時と現行では価格がかなり違います。
2013年のグロム→295,000円
2016年のグロム→320,000円
2021年のグロム→350,000円
実に55,000円も上がっているんですね。
もちろん、理由はOBD2だけではありません。
ABSシステムもその1つでしょう。
ですが、確実に価格は上がっていますよね。
とは言え、大型バイクはとっくにOBD2を標準装備しています。
元々の価格が高いので、気づきにくいかも知れませんね。
逆に言うと、キャブ車じゃないので
これが無いとディーラーで修理が出来ない。
なので、国際規格のOBD2を使うんですね。
単に、原付二種は元の価格が安いので
”急に高くなった”と感じてしまうのでしょう。
OBD2のメリットは?
価格面だけを見るとデメリットでしかりません。
エラーコードで判断をして修理しやすいのはディーラーだけですからね。
ですが、ECUの書き換えなどは楽になっているようです。
こんな感じのツールです。
※ちゃんとバイク用もありますよ
Bluetoothで接続して、専用のアプリをDLすれば使えます。
国際規格なので、統一されている事がメリットかな?と思います。
と、言うのも
汎用だからこそ、アフターパーツの価格が抑えられる。
車種専用設計じゃありませんからね。
それ以外のメリットは思いつきません(笑)
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まとめ
排ガス規制やらABSシステムだけでも価格は上がります。
そして、新たにOBD2も導入となると間違いありません。
ただ、原付二種にまで?
と、言う気持ちも捨てきれません。
これが、本当に便利になるならいいのですが。
どちらにしても、導入は決定されていること。
なので抗うことは出来ません。
お手軽価格で人気の原付二種もこうなると・・・
とは言え、保険などを考えると
やっぱりコスパがいいのも事実です。
「高いな」と思いつつも購入するんだと思います。
しかし、10年後の価格はどうなっているのでしょうか。
原付二種で500,000円になるかも知れませんね。
ご安全に~~~
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